伊達日記

押尾学 平沢勝栄 野口美佳の三者の関係は調べれば調べるほど面白いものだ。
押尾はまず間違いなく悪いことをしたと思っていいだろう。
どっちかと言うと虎の衣を借りるタイプだったが今回虎に裏切られたと言う見方も出来そうだ。
しょせんは自業自得だから同情の余地は無い。
自殺するようには見えないけど今回事件の全容が掴めるまでは死なれては困る。
何せ押尾は、芸能界では大物では無いし、今回摘発されるかもしれ無い覚せい剤組織にあっては末端のポン引きみたいなポジションだろう。
ただ、組織の大ものを引っ張る手立てにはなる大切人もので有るのは間違い無い。
こいつの逮捕のインパクトを薄くするため、酒井法子夫妻（連座してサンミュージック）が犠牲になった。
うわさだが彼が出入りしている覚醒剤の温床と呼ばれる西麻布○○の出資者は某有名レコード会社社長だと言われている。
さらに、押尾を遊ばせていたスポンサーの社長は名だたるパチンコメーカーの社長だそうだ。
今回死者が出た部屋の持ち主と呼ばれるピーチジョンの社長はおとなしくしている。
だが、覚せい剤をやる男に部屋を貸すなんて常識じゃ考えられ無い。
だから、たいせつ参考人で引っ張ったって良いはずなのにケーサツは手も出さないという奇妙な状態。
最終的には選挙真っ只中の与党大もの議員の息子が覚せい剤に絡んでいるためにケーサツもオイソレと手が出せ無いらしい。
なんてうわさも有るくらいだから、選挙結果だってどっちに転ぶか怪しかった。
とはいえ、何としても困るのは押尾にペラペラ喋られたら困る人達がいることで有る。
既に押尾は覚せい剤の禁断症状で錯乱するうち、こういった人たちの実名を喋ってしまっているという説さえありえる。
組織はそんな奴は許さ無いだろう。
ならば、保釈期間中に事故に見せかけて消すなんてことも充分にありうるだろう。
ケーサツにもハナグスリをかがされている輩は大勢いるだろうから、完全に信用は出来無い。
だけど押尾に監視をつけておか無いと危無い気がしますね。
とにかく、この出来事有耶無耶にしては後に間違いなく禍根を残してしまうでしょうから、遺族のみならず、徹底究明しないことには収まらないだろう。


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